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【通貨】東京為替:ドル・円は失速、買戻し一巡で

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

28日午前の東京市場で、ドル・円は失速。米朝首脳会談の再調整を好感した円売りが先行したが、日本株の弱含みを背景にドルの買戻しは一巡した。

6月12日に予定されていた米朝首脳会談はいったん中止されたものの、その後米朝の歩み寄りによる再調整で円売り先行。また、イタリアの組閣で欧州連合(EU)懐疑派の入閣が困難となったことも円売りを支援したようだ。

本日は英米両国の市場が休場のため、商いは低調。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移し、目先の日本株の反転を見込んだ円売りが想定される。反面、109円台後半は売り圧力が強まるため、上値の重い展開が想定される。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円32銭から109円83銭、ユーロ・円は127円99銭から128円37銭、ユーロ・ドルは1.1677ドルから1.1712ドルで推移した。

【要人発言】

・通信社
「文在寅韓国大統領が米朝首脳会談に参加する可能性」

【経済指標】
・日・4月企業向けサービス価格指数:前年比+0.9%(予想:+0.5%、3月:+0.5%)

《MK》

 提供:フィスコ

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