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【材料】藤商事---18年3月期は大幅な増収と原価低減活動や各種経費の管理強化により、各利益が黒字に転換

藤商事 <日足> 「株探」多機能チャートより

藤商事<6257>は11日、2018年3月期決算を発表した。売上高は前期比58.8%増の523.14億円、営業利益は45.02億円(前期は22.71億円の損失)、経常利益は42.34億円(同22.80億円の損失)、当期純利益は25.25億円(同19.44億円の損失)となった。

遊技機の販売台数としては、当初の計画台数に対してパチンコ遊技機では上回る一方、パチスロ遊技機では計画を下回り、販売台数合計ではおおむね当初の計画に沿って推移した。また、利益面については、部材調達および生産の効率化による原価低減活動や各種経費の管理強化に努めたことなどにより、各利益が増加した。

2019年3月期通期の業績については、売上高は前期比27.4%減の380.00億円、営業利益は同55.6%減の20.00億円、経常利益は同52.8%減の20.00億円、当期純利益は同48.5%減の13.00億円としている。商品力の向上とともに利益体質の強化を図るなど、これまでに取り組んできた「変わる挑戦」を継続し、新規則機に対する需要を積極的に取り込むため、今までの慣習や常識にとらわれず、斬新な発想やアイデアを積極的に採り入れたものづくりを推進していくとしている。

《MH》

 提供:フィスコ

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