市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株高に追随し半導体関連など買われる

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 11日前引けの日経平均株価は前営業日比202円58銭高の2万2699円76銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は8億4143万株、売買代金概算は1兆4722億4000万円。値上がり銘柄数は1150、対して値下がり銘柄数は834、変わらずは97銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、前日の米国株市場ではNYダウが6日続伸と上げ足を強めていることもあって、主力株中心にリスクを取る動きが優勢となった。前日の米国株市場の地合いを引き継ぐ形で半導体関連などが買いを集め全体相場を牽引した。日経平均は朝高後にいったん伸び悩んだものの後半買い直され、上げ幅は200円を超えた。個別には決算発表絡みで明暗を分ける銘柄も多く、値上がり銘柄数は全体の55%にとどまった。オプションSQ算出日に当たり全体売買代金は前場段階で1兆5000億円近くにまで膨らんだ。

 個別では東京エレクトロン<8035>が高く、パナソニック<6752>も上昇、村田製作所<6981>なども買われた。品川リフラクトリーズ<5351>が値上がり率トップに買われ、日本ケミコン<6997>、フィックスターズ<3687>も値を飛ばした。太陽誘電<6976>も物色人気となった。半面、トヨタ自動車<7203>が軟調、楽天<4755>も売られた。ぐるなび<2440>、クックパッド<2193>、TOWA<6315>などが大幅安。平田機工<6258>、日本金属<5491>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均