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【材料】海運株は業種別値上がり率トップ、米大統領がTPP復帰検討と伝わる

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>をはじめ海運株の上げが目立つ。トランプ米大統領が12日、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と国家経済会議(NEC)のクドロー委員長に環太平洋連携協定(TPP)への復帰を検討するよう指示したと伝えられたほか、シリア情勢に対する懸念が目先やや後退したこともあり、買いが広がった。

 また、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は、前日に4日続伸し993にまで上昇したほか、運賃がドル建て決済の海運セクターにとっては、13日の東京外国為替市場のドル円相場がドル高・円安で推移していることもポジティブに働き、業績押し上げの期待も株高を助長している。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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