【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 アルゴグラフ、ＦＪネクスト、ＣＳＰ (26日大引け後 発表分)

　26日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　アルゴグラフ <7595> 　　★今期最高益予想を15％上乗せ、配当も7円増額
　◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の34.5億円→39.8億円に15.4％上方修正。増益率が2.0％増→17.7％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。旺盛な製造業の研究開発や設備投資意欲を背景に、システム構築支援を中心にPLM事業が好調だったことが寄与。
　　業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の66円→73円(前期は66円)に増額修正した。

　ニューテック <6734> [ＪＱ]　　★前期経常を一転26％増益に上方修正
　◆18年2月期の連結経常利益を従来予想の1億6000万円→2億1100万円に31.9％上方修正。従来の4.8％減益予想から一転して25.6％増益見通しとなった。利益率の高い大容量の「Cloudyシリーズ」NAS製品の出荷が好調だったことが寄与。販管費の削減効果も上振れに貢献した。

　ＦＪネクスト <8935> 　　★今期経常を13％上方修正
　◆18年3月期の連結経常利益を従来予想の60億円→68億円に13.3％上方修正。減益率が26.0％減→16.1％減に縮小する見通しとなった。主力の不動産事業でマンション販売が計画を上回ることが上振れの要因となる。

　ＣＳＰ <9740> 　　★前期最終を一転17％増益に上方修正
　◆18年2月期の連結最終利益を従来予想の8.5億円→13.4億円に57.6％上方修正。従来の26.0％減益予想から一転して16.6％増益見通しとなった。臨時警備の受注が想定を上回ったほか、常駐警備の大口案件を獲得したことが寄与した。政策保有株式の一部売却に伴い、売却益が発生したことも最終利益を押し上げた。

株探ニュース