【材料】三菱紙が大幅続落、国内大手証券が目標株価を引き下げ

　三菱製紙<3864>が大幅続落となっている。ＳＭＢＣ日興証券が２３日付で、投資評価「２」を継続しつつ、目標株価を８００円から６５０円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。

　同証券では、原燃料コストが上昇するなか印刷用紙の値上げが未達に終わり、さらに値上げ表明に伴い販売が減少し、業績は低調であると指摘。これを受けて１８年３月期の営業利益予想を３０億円から１５億円へ、１９年３月期は同３２億円から２２億円へ、２０年３月期は同３３億円から２５億円へ下方修正し、目標株価を引き下げたという。ただ、１９年３月期以降は王子ホールディングス<3861>との資本提携を生かして、原燃料調達の効率化などの効果が表れるとも見込んでいる。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

最終更新日：2018年03月26日 14時09分