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【通貨】NY為替:ドル・円は一時105円26銭、貿易戦争やロシアゲート懸念が再燃

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円26銭まで下落した後、一時105円82銭まで反発したが、105円27銭まで反落し、105円28銭で取引を終えた。トランプ大統領が対中で知財侵害関税を命じる大統領令に署名し、貿易戦争懸念が一段と強まった。また、ロシア関連の調査でトランプ大統領の弁護団を指揮していた弁護士の辞任でロシアゲート懸念が再燃し、リスク回避のドル売り・円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.2332ドルから1.2286ドルまで下落し、1.2303ドルで引けた。予想を下回ったユーロ圏3月製造業PMI速報値を嫌ったユーロ売りは継続。ユーロ・円は、129円50銭から130円25銭で往って来いの相場展開となった。ポンド・ドルは、1.4219ドルまで上昇後、1.4076ドルまで反落した。英国中央銀行は金融政策委員会の会合で予想通り政策金利を据え置き、5月利上げを示唆したため、ポンド買いが一時加速した。しかし、市場の予想ほどタカ的ではなかったことから、ポンドの売り戻が強まった。ドル・スイスは、0.9469フランから0.9515フランまで上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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