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【通貨】3月22日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円26銭まで下落し、105円82銭まで反発した。

トランプ大統領が対中で知財侵害関税を命じる大統領令に署名し、貿易戦争懸念が強まったほか、ロシア関連の調査でトランプ大統領の弁護団の指揮をとっていた弁護士の辞任でロシアゲート懸念が再燃し、リスク回避のドル売り・円買いに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.2332ドルから1.2286ドルまで下落し1.2310ドルで引けた。

ユーロ・円は、129円50銭まで下落後、130円25銭へ反発。

ポンド・ドルは、1.4219ドルまで上昇後、1.4076ドルまで反落した。英国中央銀行が金融政策決定会合で市場の予想通り政策金利を据え置いたが同時に5月の利上げを示唆したためいったんポンド買いが加速。しかし、市場の予想ほどタカ派色が強まらなかったためその後ポンドの売戻が強まった。

ドル・スイスは、0.9469フランから0.9515フランまで上昇した。

 


 [経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:22.9万件(予想:22.5万件、前回:22.6万件)・米・失業保険継続受給者数:182.8万人(予想:187.0万人、前回:188.5万人←187.9万人)・米・1月FHFA住宅価格指数:前月比+0.8%(予想:+0.4%、12月:+0.4%←+0.3%)・米・2月景気先行指数:前月比+0.6%(予想:+0.5%、1月:+0.8%←+1.0%)

《KY》

 提供:フィスコ

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