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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):シチズン、田中化研、任天堂

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
■TKC <9746>  4,070円  +265 円 (+7.0%)  本日終値
 TKC <9746> が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。18年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比55.2%増の25.2億円に拡大し、10-3月期(上期)計画の39億円に対する進捗率は64.7%に達し、5年平均の30.4%も上回った。
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■SBSホールディングス <2384>  1,134円  +73 円 (+6.9%)  本日終値
 SBSホールディングス<2384>が高い。同社はきょう午後1時に、18年12月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを70億円(前期比12.4%増)としていることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は1600億円(同4.7%増)を予想。主力の物流事業は、旺盛なEC需要を背景に既存の物流拠点が高い稼働状況を維持するとみているほか、提案営業力とインターネットによるプロモーション活動の強化などを通じた新規顧客の獲得を見込んでいる。

■アグロ カネショウ <4955>  2,385円  +153 円 (+6.9%)  本日終値
 アグロ カネショウ <4955> が2月9日大引け後(15:10)に決算を発表。17年12月期の連結経常利益は前の期比0.4%減の20.9億円になったが、18年12月期は前期比13.6%増の23.7億円に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒アグロ カネショウの詳しい業績推移表を見る

■村上開明堂 <7292>  3,330円  +210 円 (+6.7%)  本日終値
 9日、村上開明堂 <7292> [東証2]が18年3月期の連結経常利益を従来予想の66億円→81億円に22.7%上方修正。従来の12.8%減益予想から一転して7.0%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。国内で主力の自動車用バックミラーの販売が想定より伸びることが寄与。生産性向上による原価低減に加え、円安による為替差益の増加も利益を押し上げる。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の32円→36円(前期は32円)に増額修正したことも支援材料となった。

■シチズン時計 <7762>  805円  +50 円 (+6.6%)  本日終値
 シチズン時計 <7762> が急反発。9日、18年3月期の連結最終利益を従来予想の160億円→170億円に6.2%上方修正。従来の3.5%減益予想から一転して2.6%増益見通しとなったことが買い材料視された。想定より円安が進み、為替差益が増加するほか、投資有価証券売却益が発生したことが最終利益を押し上げる。併せて、創業100周年記念配当5円を実施する形で、今期の年間配当を従来計画の17円→22円(前期は17円)に増額修正したことも支援材料となった。同時に発表した4-12月の連結経常利益は前年同期比29.0%増の236億円だった。時計事業と工作機械事業が業績を牽引した。

■サトーホールディングス <6287>  3,460円  +165 円 (+5.0%)  本日終値
 サトーホールディングス <6287> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比1.6%増の43.8億円となった。併せて、通期の同利益を従来予想の58億円→59億円(前期は54.2億円)に1.7%上方修正し、増益率が6.9%増→8.7%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒サトーホールディングスの詳しい業績推移表を見る

■田中化学研究所 <4080>  1,974円  +59 円 (+3.1%)  本日終値
 9日、田中化学研究所<4080> [JQ]が18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4.5億円→6.5億円に44.4%上方修正したことが買い材料視された。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。環境対応車向けリチウムイオン電池正極材の販売が増加することが寄与。主原料であるニッケルやコバルト価格の高騰に伴う販売価格の上昇なども収益押し上げ要因となる。

■任天堂 <7974>  44,400円  +1,070 円 (+2.5%)  本日終値
 任天堂<7974>が高い。ここリスクオフ相場に飲まれる形で大きく水準を切り下げたが、業績自体は好調で「ニンテンドースイッチ」はその関連ソフトも含め同社の収益を押し上げている。18年3月期は本業のもうけを示す営業利益が前期比5.4倍の1600億円に従来見通しを大幅に増額し、今期は2回の上方修正を行っている。また、前週8日に米GPU大手のエヌビディアの第1四半期(17年11月~18年1月)決算が発表され、売上高は前年同期比で34%増え同期間の最高を記録した。その好決算の背景のひとつには「ニンテンドースイッチ」向けに供給しているプロセッサーの販売好調があることが明らかとなり、任天堂の株価を新たに刺激する格好となった。

■ファーマフーズ <2929>  440円  +80 円 (+22.2%) ストップ高   本日終値
 ファーマフーズ<2929>がストップ高。同社は9日取引終了後に、18年7月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益見通しは従来の1億3000万円から2億円(前期比2.2倍)に引き上げた。売上高予想も60億円から75億円(同58.8%増)に増額修正。国内外で機能性素材事業が好調に推移しているほか、通信販売事業で顧客の購入単価が上昇していることや継続率が改善していることなどが主な押し上げ要因だとしている。

■デュアルタップ <3469>  1,144円  +150 円 (+15.1%) ストップ高   本日終値
 9日、デュアルタップ <3469> [JQ]が決算を発表。18年6月期上期(7-12月)の連結経常利益が前年同期比8.6倍の5.3億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。主力の投資用ワンルームマンションの販売好調に加え、函館市に保有していた賃貸用ホテルを売却したことも収益を押し上げた。通期計画の3.8億円をすでに38.1%も上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

●ストップ高銘柄
 コーアツ工業 <1743>  3,175円  +503 円 (+18.8%) ストップ高   本日終値
 プラッツ <7813>  5,180円  +700 円 (+15.6%) ストップ高   本日終値
 リミックスポイント <3825>  791円  +100 円 (+14.5%) ストップ高   本日終値
 など、7銘柄

●ストップ安銘柄
 ムトー精工 <7927>  1,134円  -400 円 (-26.1%) ストップ安   本日終値
 新川 <6274>  956円  -300 円 (-23.9%) ストップ安   本日終値
 ラクオリア創薬 <4579>  2,325円  -700 円 (-23.1%) ストップ安   本日終値
 アートSHD <3663>  1,082円  -300 円 (-21.7%) ストップ安   本日終値
 みらいワークス <6563>  6,170円  -1,500 円 (-19.6%) ストップ安   本日終値
 など、11銘柄

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