【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (2月9日記)
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
昨晩のNYダウは、1000ドルを超える値幅の下げ場面となりましたが、値幅が大きいだけで、2月5日以降、2万4000ドル付近が下値の限界となって、大きく下値を掘り下げる動きになっていません。
このような下げ方は、2万4000ドル前後に下値堅さのあることを示唆しています。今晩以降、再上昇を開始する可能性があります。
日経平均株価は、本日寄り付き値で大幅安となって、6日の安値2万1078円を試す動きになる公算です。
日経平均も、2万1078円以下の下げ余地が限られえると考えられるため、本日の安値が押し目底になる可能性があります。
ただ、本日は下値に限界のない日になるので、一時的だとしても、2万1078円を割れると、一気に下げ幅を拡大することも考えられます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。
◆伊藤智洋のチャート分析の決定版◆
「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)。
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