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【材料】ソフトバンクグループは売り買い交錯、第3四半期業績好調も金利上昇じわり重荷に

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>は強弱感対立のなか、前日終値近辺で高水準の売り買いが交錯している。売買代金は東証1部上場銘柄のなかで任天堂<7974>に次ぐ2位。同社が7日取引終了後に発表した第3四半期累計の連結決算は、売上高が6兆8112億7400万円(前年同期比3.5%増)と増収を確保し、本業のもうけを示す営業利益は1兆1488億2900万円(同23.6%増)と好調だった。ただ、米国をはじめ世界的に長期金利が上昇傾向にあるなか、ここにきて同社の債務の大きさを懸念視する動きも出ており、株価は上値の重い展開となっている。通信子会社ソフトバンクの株式上場準備を開始することも発表、親子上場により資金調達を図る方針だが、これにも反応は限定的となっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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