【材料】品川リフラクトリーズ---3月期第2四半期累計期間業績予想と実績との差異を公表
品川リフラ <日足> 「株探」多機能チャートより
品川リフラクトリーズ<5351>は、総合耐火物メーカー大手。セラミックファイバーやファインセラミックス製品も取り扱う。高炉メーカーに売上依存。製鋼用耐火物の売上は横ばいだが、セラミックファイバー等は売上好調。18.3期1Qは2桁増益。
同社は2日、2018 年3月期第2四半期累計期間(2017年4月1日?9月30日)の連結業績予想(2017年5月11日付公表)と11月2日公表の実績とに生じた差異を以下の通り公表した。
前回発表予想では、売上高は485億円、営業利益は25億円、経常利益は26億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億円、1株当たり四半期純利益は10円61銭としていた。今回実績としては、売上高が2.6%増の497.5億円、営業利益は20.4%増の30.09億円、経常利益は24%増の32.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益 は60.3%増の16.03億円、1株当たり四半期純利益は17円05銭だった。
差異の理由は、国内向けセラミックファイバーと海外子会社の売上増加による増益に加え、税金費用が想定よりも低く抑えられたことにより、売上高、営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益 はいずれも業績予想を上回ったためとしている。
なお、通期業績予想および期末配当については、現時点において2017 年5月 11 日予想発表時の金額を変更する予定はないとしている。
《MW》
提供:フィスコ