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【通貨】外為サマリー:1ドル112円70銭前後へじり高、日経平均株価の動向も注視

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円70銭前後と前日午後5時時点に比べ3銭のドル高・円安と横ばい圏で推移している。

 19日のニューヨーク市場は、米新規失業保険申請件数や米10月フィラデルフィア連銀景況感指数は堅調な内容だったことから一時112円69銭まで上昇。ただ一部報道で、次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長にややハト派のパウエルFRB理事が優勢と伝わると軟化し112円50銭台で取引を終えた。

 この日の東京市場は112円60銭前後で始まった後、じり高となり午前9時50分過ぎには112円74銭まで上昇した。きょうは五・十日で輸入企業のドル買いが入りやすい地合いとなっている。前日まで13連騰を記録した日経平均株価は、この日は下落して取引しており今後の展開が注視されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1849ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=133円55銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。スペイン・カタルーニャ州の独立問題に市場の関心は向かっている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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