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【通貨】外為サマリー:109円40銭前後でもみ合う、追加制裁への北朝鮮の反応も注視

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=109円38銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=130円81銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時50分過ぎに一時109円58銭まで上昇したが、その後は上値を抑えられ午前11時50分過ぎに109円28銭まで軟化。午後に入ってからは109円40銭前後でもみ合った。国連安全保障理事会での北朝鮮への追加制裁決議は、石油の全面禁輸は見送る形となり全会一致で採択された。ただ、石油関連製品の輸出を3割削減するほか、繊維製品の輸入禁止などを行う。この追加制裁に対する北朝鮮の反応が注目を集めている。ドル円は先週末8日の107円30銭台から急ピッチの上昇となっており、一段の上昇には新たな追い風が必要ともみられている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1958ドル前後と前日に比べ0.0050ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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