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【通貨】外為サマリー:1ドル109円70銭前後へ下落、北朝鮮リスクを意識の展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=109円77銭前後と前週末午後5時時点に比べ40銭前後のドル安・円高で推移している。

 前週末1日のニューヨーク市場で発表された米8月雇用統計は、非農業部門雇用者数や、失業率、平均時給は弱めの結果となった。これを受け、ドルは一時109円56銭まで下落したが、米8月ISM製造業景況感指数が堅調だったこともあり、売り一巡後は値を戻した。

 週明け4日は早朝に一時109円58銭まで下落。北朝鮮が3日、過去最大規模の核実験を実施し大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載用の水素爆弾の実験に成功したと発表した。これを受け、市場には北朝鮮リスクを意識したドル売り・円買いが膨らんだ。ただ、1日のニューヨーク市場の安値である109円50銭台も意識され、売り一巡後は買いが流入し午前9時20分過ぎに109円93銭まで上昇した。ただ、110円台に接近する場面では再度、売りに押されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1880ドル前後と同0.0005ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=130円41銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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