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【市況】マザーズ先物見通し:決算一巡で、テーマ株による循環物色強まる地合いか

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

本日のマザーズ先物は、夏季休暇シーズンにより国内外の機関投資家が積極的には動かず、相場全体のこう着感が強まるなか、前日に引き続き中小型株に関心が集まる地合いとなりそうだ。足元で決算一巡後の手掛かり材料難などによって、中小型株への資金シフトが目立っており、16日のマザーズ指数は2%の上昇となった。本日もテーマ株での循環物色のほか、直近IPO銘柄中心に買い戻しの動きがみられそうである。一方で、8月に入り、マザーズ先物へのリテールのフローが増加してきており、個人主体で買われた銘柄が今後も積極的に買い進まれるかどうかは見極めが必要である。本日のマザーズ先物の上値メドは1090pt、下値メドは1060ptとする。

個別では、前日に大きく買われたソウルドアウト<6553>などの直近IPO銘柄や、サイバーS<3810>などゲーム株の一角の動向が、積極的な中小型株での物色継続を見極める上で注目されるところだ。
《SK》

 提供:フィスコ

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