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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):WDB、不二製油G、デンカ

WDB <日足> 「株探」多機能チャートより
■WDBホールディングス <2475>  2,605円  +224 円 (+9.4%)  本日終値
 WDBホールディングス <2475> が続急伸し、上場来高値を更新した。同社は4日に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比27.1%増の10.1億円に伸びて着地したことが買い材料視された。四半期ベースの過去最高益を6四半期連続で更新した。企業の人手不足を背景に人材需給が逼迫するなか、専門性の高い理学系研究職派遣や工学系技術職派遣の好調が続いた人材サービス事業の収益が拡大したことが寄与。

■不二製油グループ本社 <2607>  2,770円  +228 円 (+9.0%)  本日終値
 不二製油グループ本社<2607>が後場に入って急伸。同社はきょう午後2時に、18年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は54億1100万円(前年同期比11.3%増)となり、上半期計画85億円に対する進捗率は63.7%に達した。売上高は773億6600万円(同7.8%増)で着地。油脂部門は原料高が影響し増収減益となったが、製菓・製パン素材部門では海外向けにチョコレート製品の販売などが伸びた。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■デンカ <4061>  671円  +54 円 (+8.8%)  本日終値
 デンカ<4061>が大幅反発。午前11時ごろ、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、営業利益を125億円から140億円(前年同期比42.5%増)へ、純利益を95億円から105億円(同71.7%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は1900億円(同10.6%増)で据え置いたが、採算の良いクロロプレンゴムや電子先端製品などの出荷が第1四半期に好調であったことに加えて、第2四半期もこうした状況が継続する見込みであることが要因としている。なお、18年3月期通期業績予想は、売上高4000億円(前期比10.3%増)、営業利益300億円(同16.1%増)、純利益210億円(同15.7%増)の従来見通しを据え置いている。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高905億8800万円(前年同期比10.5%増)、営業利益64億3000万円(同49.7%増)、最終利益60億4300万円(同2.7倍)だった。

■ユニオンツール <6278>  3,675円  +295 円 (+8.7%)  本日終値
 4日に決算を発表。「今期営業を3%上方修正」が好感された。ユニオンツール <6278> が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。17年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結営業利益は前年同期比23.4%増の15.5億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の33億円→34億円(前期は30.4億円)に3.0%上方修正し、増益率が8.2%増→11.5%増に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒ユニオンツールの詳しい業績推移表を見る

■ケーヒン <7251>  1,834円  +126 円 (+7.4%)  本日終値
 ケーヒン<7251>は大幅高で5日続伸。同社は4日取引終了後、18年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。売上収益を3180億円から3260億円(前期比0.1%増)へ、営業利益を185億円から200億円(同12.9%減)へ、最終利益を105億円から115億円(同3.8%増)へそれぞれ増額した。売上収益では、二輪車・汎用製品および四輪車製品の販売増加や、為替換算上の影響により、前回発表を上回る見込み。利益は、売上増に伴う利益の増加や、為替の影響などにより前回発表を上回る見込み。なお、為替レートは、通期平均で1ドル=110.37円(第2四半期以降は1ドル=110.00円)を前提としている。

■ダイワボウ <3107>  462円  +31 円 (+7.2%)  本日終値
 ダイワボウホールディングス <3107> が続急伸し、年初来高値を更新した。4日に発表した18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比69.9%増の17.9億円に拡大して着地したことが買い材料視された。ITインフラ流通事業の収益が急拡大したことが寄与。法人向け市場では、民間企業、官公庁の受注がともに伸びたほか、パソコンやモバイルデバイスに加え、周辺機器、ソフトウェアの販売が増加した。個人向けでは、SIMロックフリースマートフォンやストレージをはじめとした周辺機器の販売が好調だった。

■スクエニHD <9684>  3,735円  +220 円 (+6.3%)  本日終値
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が高い。株価は7月初旬以降、調整色の強い展開を強いられていたが、きょうはマドを開けて25日移動平均線を上回り、一気にトレンド転換の様相をみせている。スマートフォン向けゲームの課金収入が好調な伸びを示し収益を押し上げており、4日取引終了後に発表した18年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は570億円(前年同期比11.3%増)と2ケタ増収を確保、営業利益は128億7400万円(同43.9%増)、最終利益は83億6800万円(同56.8%増)と市場コンセンサスを上回る高い伸びを示し、これが株価を押し上げている。

■コムシスHD <1721>  2,472円  +145 円 (+6.2%)  本日終値
 コムシスホールディングス<1721>が大幅続伸し、年初来高値を更新。前週末4日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を3500億円から3800億円(前期比13.7%増)へ、営業利益を270億円から285億円(同13.8%増)へ、純利益を185億円から200億円(同38.1%増)へ上方修正したことが好感された。7月1日付でカンドーを株式交換により完全子会社化したことが要因。なお、同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高639億3600万円(前年同期比10.7%増)、営業利益34億9400万円(同2.6倍)、純利益26億1100万円(同2.3倍)だった。

■ユナイテッドアローズ <7606>  3,400円  +175 円 (+5.4%)  本日終値
 4日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は17%増益・上期計画を超過」が好感された。ユナイテッドアローズ <7606> が8月4日大引け後(15:00)に決算を発表。18年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比17.5%増の24.8億円に伸び、4-9月期(上期)計画の17.7億円に対する進捗率が139.6%とすでに上回り、さらに5年平均の86.8%も超えた。
  ⇒⇒ユナイテッドアローズの詳しい業績推移表を見る

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