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【市況】日経平均は反落でスタート、米国長期金利上昇でメガバンクが上昇、原油高も受け底堅さ意識/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20149.20 (-75.89)
TOPIX  : 1616.03 (-2.99)


[寄り付き概況]

 28日の日経平均は反落でスタートした。27日の米国市場では、米6月消費者信頼感指数や住宅価格指数などの経済指標が軒並み予想を上回ったことで長期金利が上昇しプラスに転じる場面もみられたが、共和党上院がオバマケア代替法案の採決を独立記念日(7月4日)以降に持ち越すことが明らかになると、下落する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の20145円。本日の日経平均は225先物にサヤ寄せする格好から売り先行となった。一方で、金融セクターの上昇や原油高を受けて底堅さは意識されている。

 セクターでは、ゴム製品、食料品、サービス業、電気機器、小売業が軟調。売買代金上位では、任天堂<7974>、キヤノン<7751>、JT<2914>、村田製<6981>、SUMCO<3436>、東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>が下落している。一方で、米国長期金利上昇を受けた三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクのほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、東芝<6502>、REMIX<3825>は上昇している。
《HT》

 提供:フィスコ

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