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【市況】日経平均は続伸でスタート、イタリアの銀行救済受け金融セクター底堅い、東芝やREMIXは下落/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20229.12 (+75.77)
TOPIX  : 1618.63 (+6.42)


[寄り付き概況]

 27日の日経平均は続伸でスタートした。26日の米国市場では、5月耐久財受注が予想以上の落ち込みとなり長期金利が低下。朝方、一時的に連銀の金融正常化プロセスのペースが鈍化するとの見方で買われる場面もあったが、その後は通信や公益関連などディフェンシブ銘柄が選好され上値の重い展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の20185円。円相場が1ドル111円90銭台と前日比円安で推移していることに加え、原油相場が3営業日続伸とリバウンドをみせていることなどを受けて、本日の日経平均は買い先行となった。イタリアの銀行救済を受けて金融セクターも概ね底堅い動きを見せている。

 セクターでは、パルプ紙、鉄鋼、鉱業、精密機器、水産農林がしっかり。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、キヤノン<7751>、JT<2914>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、グリー<3632>、日立<6501>、三井住友<8316>、パナソニック<6752>、富士通<6702>が上昇している。一方で、任天堂<7974>、コメダHD<3543>、東芝<6502>、REMIX<3825>は下落している。

《HT》

 提供:フィスコ

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