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【材料】じわり近づく猛暑、市場への影響は、SMBC日興証券(花田浩菜)

アサヒ <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

最近は暑い日が続き、本格的に夏が近づいている感じがしますね。6/5付の「Daily Outlook」では、猛暑の市場への影響についてまとめられているのでご紹介します。

まず同レポートでは、最近の気候について、『5月後半は全国各地で真夏日が相次いだ。30 日には全国929の観測地点のうち、277地点で真夏日(気温30度以上)、1地点で猛暑日(35度以上)となり、21府県50地点で5月の観測史上最高を更新、10地点で最高タイとなった』と伝えています。

次に、今後の気温の見通しについて、『これに先立ち、気象庁が24日に発表した向こう3ヵ月の天候見通しによると、6-8月の気温は全国的に平年より高く、特に8月が高い見通しが示された。一部では、今年の夏は従来の猛暑よりも更に暑い「スーパー猛暑」になるとの見通しも報じられている。6-8月の平均気温をみると、日本の長期的なトレンド線は上昇傾向にあり、夏が猛暑になる可能性は年々高まっている』と見ています。

続けて、猛暑による消費の変化について『一般に暑くなると、飲料やエアコン、夏物衣料などの販売が増加する他、カフェ等の利用も増える。猛暑になると、一部の商業施設では外出手控えなどのマイナス面もあるものの、夏物関連を中心に消費は総じて盛り上がる傾向がある』と分析しています。

最後にレポートでは、6~8月の平均気温が過去最高だった2010年を例に挙げ『猛暑関連銘柄』を紹介しています。具体的にはアサヒ<2502>やドトル日レス<3087>、ダイキン<6367>など全8銘柄が挙げられていますので、詳しくは5/15付の「Daily Outlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜

《DM》

 提供:フィスコ

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