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【通貨】外為サマリー:1ドル111円60銭前後の往来相場、OPEC総会を注視も

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円63銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=125円51銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円相場は方向感に欠ける展開。東京市場に移ってからは、111円60銭前後の狭いレンジでの一進一退が続いた。前日発表された5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録は想定よりハト派的だったとの見方から、ニューヨーク市場でドルは111円40銭台まで下落したが、その後はもみ合い相場に移行した。きょうは石油輸出国機構(OPEC)総会が開かれるため、その結果を確かめたいとの見方も強まった。同総会での協調減産合意を期待して、原油価格は足もとで上昇基調にあるだけに、OPEC総会後の展開が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1243ドル前後と前日に比べ0.0070ドル弱のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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