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【材料】RIZAPグループ---サルコペニアや低糖質食の共同研究を開始、出張型健康セミナーの提供も


 

RIZAPグループ<2928>の子会社であるRIZAPは17日、東京大学などと共同研究を行うと発表した。同社は、東京大学と蘇西厚生会、河北医療財団河北総合病院と、2017年4月1日より3年間、共同で社会連携講座「肥満メタボリックケア」を開設し、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター内に設置される研究室において共同研究を行うと発表。加齢や低栄養状態によって起こるサルコペニア(筋力の低下)を未然に防ぎ、効率よく改善する方法を確立する方法を開発するねらい。

朝日生命成人病研究所附属医院とは、共同で、短期間の低糖質食による健康状態の変化に関する臨床研究「短期間の低糖質食によるパラメータ変化の検証」を開始。近年普及しつつある低糖質食に対して、より信頼度の高いデータを取得し、より効果の高い食事プログラムを提供したい考え。

また、法人・自治体向けの新サービス「RIZAPトレーナーによる出張型健康セミナー」の提供を開始。今回新しく開始する出張型プログラムでは、出張トレーニングや食事指導など生活習慣改善プログラムを職場で提供。日々の食生活や体組成データをスマートフォンで使用しているアプリを活用して記録し、昼食の宅配サービスを提供するなど、参加者の日々の行動管理ができることが特徴だ。すでに熊谷組<1861>や凸版印刷<7911>をはじめとした100社以上で採用され、90%以上の満足度を獲得している。

今回の一連の共同研究は、幅広い年齢層、多様な属性の人々の健康に関するものとなっている。RIZAPの幅広い年齢層、多様な属性のゲストの健康にコミットする取り組みは、今後の利用者獲得における裾野の広がりを感じさせるものと言えよう。

《TN》

 提供:フィスコ

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