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【市況】27日の株式相場見通し=米株安と円高進行を嫌気して売り先行

 27日の東京株式市場は、前週末の米株式市場でNYダウ平均株価が7日続落となったのに加え、外国為替市場での円高・ドル安が進行しているのを嫌気して、売り先行のスタートとなりそうだ。27日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=110円50銭台と、昨年11月以来約4カ月ぶりの円高水準となっている。

 24日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比59.86ドル安の2万596.72ドルと7日続落し、ほぼ1カ月半ぶりの安値水準となった。取引終了間際に、医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案が撤回されるとの情報が伝えられ、今後の米政権運営の先行きに不透明感が台頭し、売りが優勢となったナスダック総合株価指数は、前日比11.045ポイント高の5828.738と反発した。

 日程面では、2月の企業向けサービス価格指数、3月15・16日開催の金融政策決定会合の「主な意見」に注目。海外では、独3月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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