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【通貨】東京為替:ドル・円下げ渋り、日銀の緩和方針維持で円買いはやや後退

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

16日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の円買いは一服したもよう。
FOMCを受け連邦準備制度理事会(FRB)による目先の利上げ加速への期待が後退し、前日海外市場ではドル売り・円買いが強まった。今日のアジア市場はその流れを受け継ぎ、ドル・円は弱含み、一時113円16銭まで値を下げた。

ただ、日経平均株価が下げ幅を縮小したほか、日銀による緩和方針維持の政策決定を受け円買いは弱まっているようだ。ランチタイムの日経平均先物は小安いが、株高反転を見込んだドル買い・円売りに振れる可能性もあろう。

ここまでのドル・円の取引レンジは113円16銭から113円55銭、ユーロ・円は121円57銭から121円88銭、ユーロ・ドルは1.0723ドルから1.0746ドルで推移した。

【経済指標】
・NZ・10-12月期GDP速報:前年比+2.7%(予想:+3.2%、7-9月期:+3.3%)
・豪・2月失業率:5.9%(予想:5.7%、1月:5.7%)



【要人発言】

・菅官房長官

「米国の利上げは、日本経済や世界経済に悪いことではない」

《MK》

 提供:フィスコ

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