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【材料】今週のマーケット展望「週末には雇用統計を控えて様子見か」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。

先週の日本株は米国の3月利上げ観測が高まり、昨年来高値を更新しましたね。さて、今週の動きはどうなるのでしょうか。マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、3月6日に配信されました。その中から今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

直近のマーケットの動きに関して、広木さんは、『3月FOMCでの利上げ観測が急速に高まり、114円台前半へ円安が進行したことを受けて、日経平均は先週、取引時間中に一時年初来高値を更新する場面もあった。TOPIXは終値でも年初来高値を更新した。今週は週末にメジャーSQと米国雇用統計というイベントを控えて、日経平均で1万9000円台半ばを固めることができるか注目される』と伝えています。

続けて、『来週のFOMCでの利上げはほとんど織り込んだ。焦点は今後の利上げの回数だ。もともと年3回が前回ドットチャートの示唆だった。それがどう変わるか変わらないのか。それ次第でドル円が節目の115円を越えるか、あるいは再度材料待ちとなるかが分かれるだろう』との見解を述べています。

これらを踏まえ、広木さんは、今週の日経平均の予想レンジを19,200円~19,700円としています。

その他にも、国内では8日に10-12月期GDP成長率(2次速報値)の発表、ユーロ圏では9日に欧州中央銀行(ECB)政策理事会が開催される予定ですので、注視していきましょう。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト飯村真由

《SK》

 提供:フィスコ

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