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【通貨】外為サマリー:1ドル113円90銭台に下落、上値重く売り優勢に

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円97銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭前後のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米1月小売売上高や米1月消費者物価指数は市場予想を上回り、早期利上げ観測が一段と強まった。これを受け一時114円95銭まで上昇したが、115円には届かなかったことから、その後、ドルは反落した。

 この日の東京市場は114円20銭前後で取引が始まったが、ニューヨーク市場での地合いが継続。115円近辺にはオプションの売りがあるとの観測も強く、上値の重さからいったんポジション調整のドル売り・円買いが優勢となり午前9時過ぎには114円台を割り込んだ。ただ、下値には買いが流入し114円前後での一進一退となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0621ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=121円05銭前後と同横ばい圏で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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