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【材料】サンドラッグが大幅反落、インバウンド関連鈍化などで17年3月期業績を下方修正

サンドラッグ <日足> 「株探」多機能チャートより
 サンドラッグ<9989>が大幅反落。9日の取引終了後、17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を5420億円から5280億円(前期比4.8%増)へ、営業利益を357億2000万円から342億円(同3.6%増)へ、最終利益を242億円から232億円(同7.6%増)へ下方修正したことが嫌気されている。

 積極的な店舗改装を実施し、食品などの販売に注力したものの、天候不順やインバウンド関連商品の販売鈍化および新規出店の遅れなどの影響が要因としている。

 あわせて発表した第3四半期累計の連結決算は売上高3993億7500万円(前年同期比5.4%増)、営業利益259億1100万円(同2.4%増)、最終利益176億2600万円(同6.8%増)だった。

 同時に、3月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表した。1単元当たりの投資額を引き下げ、流動性の向上と投資家層のさらなる拡大を目的としたもので、効力発生日は4月1日の予定となっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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