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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 東邦鉛、ディスコ、セガサミー (6日大引け後 発表分)

東邦鉛 <日足> 「株探」多機能チャートより

※4-12月期決算発表の集中期間(1月25日~2月14日)は、“特別体制”で
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 6日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 東邦亜鉛 <5707>   ★今期経常を3.5倍上方修正、配当も5円増額
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の31.5億円→110億円に3.5倍上方修正。増益率が3.1倍→11倍に拡大する見通しとなった。亜鉛などの金属相場の上昇を受けて、製錬事業で在庫評価益が発生することが利益を押し上げる。前期に減損を計上した豪鉱山会社CBHを中心とする資源事業の黒字転換も上振れ要因となる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→10円(前期は5円)に大幅増額修正した。

 中山製鋼所 <5408>   ★今期経常を一転8%増益に上方修正、8期ぶり5円で復配
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の39億円→54億円に38.5%上方修正。従来の21.8%減益予想から一転して8.3%増益見通しとなった。鋼材製品の販売が想定より伸び、売上が計画を上回ることが寄与。歩留まり向上などの操業改善によるコスト削減なども利益を押し上げる。
  併せて、財務基盤が安定してきたことを踏まえ、従来未定としていた期末一括配当を5円実施し、8期ぶりに復配する方針とした。

 ディスコ <6146>   ★今期経常を一転微増益・最高益に上方修正、配当も65円増額
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の264億円→308億円に16.7%上方修正。従来の14.0%減益予想から一転して0.4%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。アジアを中心とする半導体メモリの需要拡大を背景に、精密加工装置の販売が伸びることが寄与。足元の円安進行も追い風となる。
  業績上振れに伴い、今期の年間配当を従来計画の296円→361円(前期は315円)に増額修正した。

 セガサミー <6460>   ★4-12月期(3Q累計)経常は2.8倍増益・通期計画を超過
 ◆17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の353億円に急拡大して着地。利益率の高いオンラインゲームのダウンロード販売のほか、アミューズメント機器の販売が伸びたことが寄与。パチスロ機の主力タイトルの販売増加に加え、原価低減や開発費の減少なども利益拡大に貢献した。通期計画の270億円を既に31.1%も上回っており、通期業績の上振れが期待される。

 santec <6777> [JQ]  ★今期経常を55%上方修正
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の4.2億円→6.5億円に54.8%上方修正。増益率が41.9%増→2.2倍に拡大する見通しとなった。国内や米国向けに光測定器の販売が伸び、売上が計画を上回ることが寄与。好採算品の売上増加に加え、円安による為替差益の増加なども上振れに貢献する。

 日ケミコン <6997>   ★今期経常を一転72%増益に上方修正
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円→20億円に2.0倍上方修正。従来の14.2%減益予想から一転して71.7%増益見通しとなった。産業機器、エアコン向けアルミ電解コンデンサーの需要が伸びるなか、円安による採算改善や為替差損益の改善が利益を押し上げる。

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