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【通貨】NY為替:ドル反発、米雇用拡大への期待高まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円90銭まで下落後、113円89銭まで上昇し、113円79銭で引けた。トランプ大統領がキーストーンXLおよびダコタ・アクセス両パイプラインの建設プロジェクトを推進させる2つの大統領令に署名したとの報道を受けて、雇用拡大への期待が広がり、債券利回りの上昇に伴うドル買いやリスク選好の円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.0775ドルまで上昇後、1.0720ドルへ反落し、1.0731ドルで取引終了。ユーロ・円は、121円61銭から122円22銭まで上昇。ポンド・ドルは、1.2423ドルから1.2543ドルへ上昇した。英最高裁は欧州連合(EU)からの離脱を正式に開始するEU基本条約第50条の発動において、議会の承認が必要との判決を下したためハードブレグジットの懸念が後退し、ポンドの買戻しが優勢となった。ドル・スイスは、0.9978フランから1.0019フランへ上昇。安全資産としてのフラン買いは後退した。

《MK》

 提供:フィスコ

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