【市況】ETF売買動向＝23日大引け、全銘柄の合計売買代金1869億円

　23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比18.4％増の1869億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同18.8％増の1716億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＮＥＸＴ　機械 <1624> など7銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　穀物商品指数上場投資信託 <1688> が3.57％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> は8.25％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が246円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1241億800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は1304億7400万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が202億5000万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が84億9500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が61億9000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が43億9900万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が16億9500万円の売買代金となった。

株探ニュース