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【市況】個別銘柄戦略:鉄鋼株や金融株などに関心か


米国株式市場はまちまちだが、イエレンFRB議長の講演を受けて為替市場では円安反転の動きとなっており、本日の東京市場は買い先行の動きが想定される。ただ、明日にトランプ米次期大統領の就任演説を控えており、積極的にポジションを取る動きは限られよう。本日は東芝の損失5000億円超、タカタの法的整理提案報道などが伝わっている。全般的に信用リスクの高まりにつながる可能性はありそうだ。前日に上昇した東芝にはあらためて警戒感が優勢となっていく公算が大きいと見られる。前日も強い動きとなった鉄鋼株だが、本日もアナリストで評価を高める動きが強まっており、引き続き注目度が高まろう。米国市場で買い優勢となった金融関連株の見直しの動きも注目。個別では、松竹やKHネオケムなどアナリストの評価が高まる銘柄、JINやレナウンなども新聞材料が材料視される可能性がある。

《KS》

 提供:フィスコ

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