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【市況】11時時点の日経平均は小幅に3日続落、メガバンクやトヨタ自がさえない

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は19410.32円(前営業日比17.35円安)で推移している。米経済指標の予想下振れや米国10年債利回りの低下などを受けて円相場が1ドル=117円台前半まで上昇し、3連休明けの日経平均は33円安でスタートした。しかし、今晩の欧米市場はクリスマスの振替休日に伴い休場となるところが多く、参加者が限られていることもあり、寄り付き後は小幅安水準でのもみ合いが続いている。一時41円安まで下げ幅を広げたが、売り込まれる流れとはなっていない。

個別では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>などが軟調。KDDI<9433>やマツダ<7261>が2%安、JDI<6740>が4%安で推移している。また、スカラ<4845>がソフトブレーン<4779>との提携に向けた協議打ち切りを受けて急落し、東証1部下落率トップとなっている。一方、年3本程度の新作スマートフォン向けゲームを投入する方針と伝わった任天堂<7974>は売買代金トップで4%超の上昇。同社と提携するディーエヌエー<2432>も買われている。その他では、キーエンス<6861>、JT<2914>、ファーストリテ<9983>、コマツ<6301>などがしっかり。また、オルトプラス<3672>、三桜工<6584>、M&Aキャピ<6080>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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