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【材料】アドバンテ、スクリーンなど半導体関連高い、SOX指数最高値圏走りDRAM需要も旺盛

アドテスト <日足> 「株探」多機能チャートより
 アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>などの半導体製造装置メーカーや、シリコンウエハーなどを手掛ける信越化学工業<4063>などが引き続き物色人気を集めている。米国の半導体株指数であるSOX指数は前日も上昇し最高値圏を走っているほか、最近の円安傾向も輸出採算の改善につながる材料として株価に味方している。

 データセンターなどの設備需要が旺盛ななか、半導体メモリーの需給は引き続きタイトだ。直近はNAND型フラッシュメモリーの大口価格の上昇が一服しているものの、パソコン用DRAM価格の上昇が継続している。これは、中国スマートフォンメーカーの台頭に伴い、メーカーのメモリー生産がスマホ用に振り向けられていることで、パソコン用が不足しているという背景がある。いずれにしても構造的な半導体需要の増勢が、半導体セクターの先高期待につながっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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