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【通貨】外為サマリー:1ドル114円後半へ急伸、原油急騰を受けドル買い膨らむ

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=114円40銭前後と前日午後5時時点に比べ1円60銭強の大幅なドル高・円安で推移している。

 ドル円相場は午前8時過ぎに一時、114円83銭と2月初旬以来の水準に上昇した。30日に開催された石油輸出国機構(OPEC)総会では8年ぶりの減産で合意に達した。これを受け、原油価格が急伸しており米長期金利が上昇。為替相場ではドル買い・円安が進んでいる。市場では、原油価格上昇によるリスクオンを受け、一段のドル高・円安の進行を予想する見方が増えている。この日、中国国家統計局が発表した10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.7と、市場予想(51.0)を上回ったが市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0598ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=121円19銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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