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【材料】リアルワールド---17.9期は2ケタ増収見通し、足元では主力のクラウド事業が好調

リアルワルド <日足> 「株探」多機能チャートより

リアルワールド<3691>は14日、2016年9月期決算を発表。売上高が前期比27.1%増の46.01億円、営業利益が同195.4%増の2.02億円、経常利益が同242.2%増の2.15億円、当期純損失が0.91億円(前期は0.01億円の利益)となり、8期連続の増収となった。

主力のクラウド事業が好調。クラウドメディアサービス、クラウドソーシングサービスともに堅調だった。クラウド事業は会員数が1000万人を超え、引き続きクラウドメディアによって接触会員数の増加を図り、クラウドソーシングによって売り上げ単価の上昇を図る相互作用を持った事業拡大を推進している。フィンテック事業は減収となったが、損益は若干改善した。

17年9月期通期については、売上高が前期比13.0%増の52.00億円、営業利益が同26.0%減の1.50億円、経常利益が同30.5%減の1.50億円、当期純利益が0.30億円を見込んでいる。クラウドメディアサービスにおいて、スマートフォン市場の成長の取り込みを図るほか、運用型広告の商品への対応を図る。なお、ガバナンス強化や生産性向上のためのシステム、人材投資のほか、リアルキャリアの営業力強化のための人材投資を予定している。

《TN》

 提供:フィスコ

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