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【通貨】東京為替:ドル下げ渋り、日本株にらみの展開

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

15日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。やや不安定な日本株に連動した値動きとなった。ドル・円は前日海外市場では108円54銭まで上昇。アジア市場では、特にリスク要因が見当たらず米次期政権への期待や12
月利上げ観測は継続しているが、米債利回りの上昇一服を受けドル買いはやや弱まっているようだ。


日経平均株価が前日終値付近でもみあう展開で、マイナス圏に振れるとドルは売りが強まり一時107円80銭まで値を下げた。ただ、株の下げは限定的となっており、ドルは下落局面となっても下値は堅いようだ。ランチタイムの日経平均先物は引き続き不安定となっており、午後も日本株が一進一退となればドルは108円付近でもみあう展開が続きそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは107円80銭から108円43銭、ユーロ・円は116円08銭から116円45銭、ユーロ・ドルは1.0735ドルから
1.0771ドルで推移した。



【要人発言】

・豪準備銀理事会・議事要旨(11月1日開催)
「インフレ見通しをめぐるリスクはおおむね均衡している」
「政策スタンスの据え置きが、持続的な経済成長と長期的なインフレ目標の達成に合致」

・ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁
「中国の長期的な成長見通しが変化しつつある可能性」
「米国経済は他の先進国よりも堅調」
「開放された自由な貿易を継続すべき」

《MK》

 提供:フィスコ

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