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【通貨】外為サマリー:一時1ドル105円90銭台へ急伸、米長期金利上昇受け3カ月ぶり円安水準

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=105円70銭前後と前日午後5時時点に比べ2円40銭前後の大幅なドル高・円安で推移している。

 ドル円相場は前日の急落から一転、大幅上昇。午前9時過ぎに一時105円95銭まで買われ7月下旬以来、3カ月ぶりのドル高・円安水準に上昇している。

 前日は一時101円18銭まで急激なドル安・円高が進行したが、ニューヨーク市場に入ってからは、トランプ氏への政策期待が高まりNYダウが大幅高となったことを受け、ドル買いが活発化し、一時105円80銭台まで上昇した

 この日の東京市場に移ってからも105円後半で堅調に推移。米長期金利が2%台へ上昇したことから、日米金利差拡大に注目したドル買い・円売りの動きも強まっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0925ドル前後と同0.0190ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=115円50銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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