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【通貨】外為サマリー:一時1ドル101円10銭台に急落、米大統領選はトランプ氏優勢でリスクオフに

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=101円82銭前後と前日午後5時時点に比べ2円60銭前後のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=114円70銭前後と70銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時過ぎ以降、急落。この日の米大統領選で共和党・トランプ候補が優勢との選挙結果が流れるとドル売り・円買いが膨らんだ。特に、午前11時過ぎに激戦州のフロリダ州の開票が始まり、トランプ候補が得票数を伸ばすとともに、安全通貨とされる円を買いドルを売る動きが活発化。午前9時時点に105円前後で推移していたドルは102円台に急落した。トランプ氏はメキシコとの国境に壁を築くとの公約を掲げていることから、メキシコ・ペソも急落した。午後に入っても、ドル売りの動きは続き午後2時過ぎに101円18銭まで下落。その後、下値に値ごろ感からの買いが入り、102円近辺に値を戻した。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1266ドル前後と前日に比べ 0.0210ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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