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【材料】クオールが3日ぶり反発、ヤマトHDと組んで在宅調剤の新しい仕組み構築と報じられる

クオール <日足> 「株探」多機能チャートより
 クオール<3034>が3日ぶりに反発している。きょう付の日本経済新聞で「ヤマトホールディングスと組み、自宅などで療養する患者に処方薬を届ける新しい仕組みをつくる」と報じられており、新たな仕組みに対する期待感から買いが入っている。

 記事によると、店舗から調剤作業の一部を切り離し、専用拠点に集約。調剤した薬を宅配便で届けるという。末期がんなど重症の患者の薬を扱うためにはクリーンルーム(無菌調剤室)が必要で、クオールではこれまで、店舗ごとにクリーンルームを導入してきた。専用拠点を設けることで、在宅調剤を手掛けていなかった店舗やクリーンルームのない店舗でもさまざま患者の処方箋を受け付けることが可能になる。まず、東京都内で在宅調剤を手掛ける約30店の業務を集約する拠点「調剤ハブ」を11月、港区内にあるヤマトホールディングス<9064>グループのビルに開くとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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