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【材料】ロゼッタが急反落、17年2月期上期は増収増益も材料出尽くし

ロゼッタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ロゼッタ<6182>が急反落。同社は13日取引終了後、17年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表、売上高は8億5100万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は9900万円(同6.4%増)と増収増益で着地したが、10月5日に上方修正を発表していたこともあり、材料出尽くし感から利益確定の売りに押されている。

 既存の翻訳・通訳事業や企業研修事業が堅調に推移したことに加えて、AI型機械翻訳による自動翻訳サービスのMT事業や、MT事業のIT技術を援用した人間による翻訳業務受託サービスであるGLOZE事業などの新規事業が拡大し業績を牽引した。なお、前期に計上された不動産売却による特別利益がなくなったことで最終利益は5800万円(同11.9%減)だった。

 なお、通期業績予想は10月5日の修正値を据え置き、売上高20億7600万円(前期比24.5%増)、営業利益3億100万円(同39.4%増)、最終利益1億8300万円(同29.2%増)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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