市場ニュース

戻る
 

【材料】神島化学工業ストップ高、マグネシウム電池関連で品薄感際立ち投機資金のターゲットに

神島化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 神島化学工業<4026>の急騰劇が続いている。きょうは値幅制限いっぱいの150円高は1111円まで買われた。株価はきょうで4連騰、昨年7月の高値1100円を突破し1997年以来、19年ぶりの高値圏に突入している。

 現在、2次電池といえばリチウムイオン電池がその代名詞的な存在だが、ホンダ<7267>が世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる2次電池の実用化にメドを付けたと伝わったことで関連株を集中物色する動きにつながった。そのなか、同社は海中のミネラル資源活用技術で定評があり、高純度の酸化マグネシウムなどを提供しており、関連有力株に浮上。特に株式需給面では、発行株数が1000万株を下回る小型株で、浮動株比率も低いことから品薄感が強く、これが投機資金の食指を動かしたようだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年10月13日 13時20分

株探からのお知らせ

    日経平均