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【通貨】9月29日のNY為替概況

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円84銭まで上昇後、100円84銭に反落し101円15銭で引けた。

米国の4-6月期GDP確定値が予想を上回ったこと、週次新規失業保険申請件数が予想を下回ったことが好感されドル買いが優勢となった。その後、顧客による資金引き出しの一部報道を受けてドイツ銀行の資本不足、破たんへの警戒感が台頭しリスク回避の円買いに拍車がかかった。



ユーロ・ドルは、1.1197ドルへ下落したのち、1.1250ドルまで反発して1.1215ドルで引けた。欧州金融不安が上値を抑制した。ユーロ・円は、114円18銭へ上昇後、113円00銭まで反落。OPECの事実上減産合意の報道を好感したリスク選好の円売りが継続後、欧州金融不安にリスク回避の円買いが再燃した。

ポンド・ドルは、1.3032ドルから1.2955ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9713フランから0.9640フランへ下落した。


[経済指標]・米・4-6月期GDP確定値:前期比年率+1.4%(予想:+1.3%、改定値:+1.1%)・米・4-6月期個人消費確定値:前期比年率+4.3%(予想:+4.4%、改定値:+4.4%)・米・先週分新規失業保険申請件数:25.4万件(予想:26.0万件、前回:25.1万件←25.2万件)・米・8月卸売在庫:前月比-0.1%(予想:0.0%、7月:0.0%)・米・8月中古住宅販売成約指数:前月比?2.4%(予想:0.0%、7月:+1.2%←+1.3%)

《KY》

 提供:フィスコ

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