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【通貨】外為サマリー:1ドル101円70銭前後で推移、原油高でリスク選好のドル買い

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=101円60銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=114円08銭前後と同1円30銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午後に入っても堅調に推移。午前10時過ぎからは101円30銭前後のもみ合いが続いたが、午後2時以降、上昇基調を強め101円60銭台まで値を上げた。28日の石油輸出国機構(OPEC)の臨時総会で8年ぶりの原油減産が決まった。これを受け、原油先物相場が急上昇し、株式市場も値を上げる展開。このなかリスク選好のドル買い・円売りが膨らんだ。今回のOPECによる減産合意を「驚き」と受け止める向きも多いだけに、リスクオンのドル高が続くことを期待する見方も増えている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1226ドル前後と前日に比べ 0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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