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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ダイトーケミ、フロイント、FJネクスト (26日大引け後 発表分)

ダイトーケミ <日足> 「株探」多機能チャートより

 26日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ダイトーケミ <4366> [東証2] ★今期経常を一転34%増益に上方修正、配当も2円増額
 ◆17年3月期の連結経常利益を従来予想の3.5億円→7億円に2.0倍上方修正。従来の32.8%減益予想から一転して34.4%増益見通しとなった。化成品事業の感光性材料が想定より伸び、売上が計画を15%も上回ることが寄与。売上原価率の低減も利益を押し上げる。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の2円→4円(前期は無配)に大幅増額修正した。
  予想PERが11.0倍→5.1倍に急低下し、割安感が強まった。

 KTK <3035> [JQ] ★前期経常を54%上方修正、配当も1円増額
 ◆16年8月期の連結経常損益を従来予想の1億3900万円の黒字→2億1400万円の黒字(前の期は2500万円の赤字)に54.0%上方修正した。連結子会社での大型案件の受注で売上が計画を若干上回ったことに加え、製造コスト、調達コストなど経費削減が寄与した。業績上振れに伴い、期末一括配当を従来計画の4円→5円(前の期は無配)に増額修正した。

 フロイント <6312> [JQ] ★上期経常を89%上方修正
 ◆17年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益を従来予想の3.7億円→7億円に89.2%上方修正。増益率が46.8%増→2.8倍に拡大する見通しとなった。ジェネリック医薬品業界の旺盛な設備投資を背景に装置売上が想定より伸びたことに加え、下期に計上予定の売上の一部が上期に前倒し計上したことが利益を押し上げた。

FJネクスト <8935> [東証2] ★上期経常を52%上方修正・13期ぶり最高益、通期も増額
 ◆17年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の27億円→41億円に51.9%上方修正。増益率が46.7%増→2.2倍に拡大し、13期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。マンション販売が想定以上に好調で、売上が計画を13%も上回ることが利益を押し上げる。
  上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の53億円→60億円(前期は66.1億円)に13.2%上方修正した。予想PERが5.1倍→4.5倍に低下し、割安感がさらに強まった。

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