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【市況】11時時点の日経平均は反落、第一生命やT&DHD、アルプス電の上げ目立つ

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16694.29円(前日比34.75円安)で推移している。13日の米国市場では、原油価格の下落や追加利上げへの警戒感からNYダウは258ドル安と大幅反落した。米株安の流れを受けて日経平均は96円安からスタートしたが、日本銀行が金融政策の軸にマイナス金利深掘りを据えると一部で報じられ、為替相場が円安・ドル高方向に振れていることを支えに日経平均は16600円台で踏みとどまった。足元では1ドル=103円台まで円安が進むとともに、日経平均も下げ渋る展開となっている。

個別では、三菱UFJ<8306>が3%安となっているほか、三井住友<8316>、みずほ<8411>、りそなHD<8308>といった銀行株が売られている。その他売買代金上位ではソフトバンクグ<9984>、日本電産<6594>、リクルートHD<6098>などが軟調で、トヨタ自<7203>が小幅安で推移している。また、業績予想の下方修正を発表したセイコーHD<8050>が急落し、サイバーコム<3852>、ツルハHD<3391>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、売買代金トップの任天堂<7974>や村田製<6981>、花王<4452>、ディーエヌエー<2432>などがしっかり。第一生命<8750>やT&DHD<8795>といった保険株に加え、アルプス電<6770>の上げが目立つ。また、木村化<6378>、ソフトブレーン<4779>、共栄タ<9130>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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