【通貨】外為サマリー:一時1ドル101円20銭台に急落、米ISM非製造業指数さえず利上げ観測後退
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
前日のニューヨーク市場で発表された米8月ISM非製造業景況感指数は51.4と市場予想(54.9)を下回った。これを受け、米9月利上げ観測が後退。同指数の発表直後からドル売りが膨らみ103円前半の水準から一時101円90銭台まで急落した。
この日の東京市場に移ってからも、朝方は102円00銭前後で推移していたが、午前8時30分以降、ドル売りが膨らみ101円24銭まで値を下げた。先月下旬の米ジャクソンホール後の米利上げ期待が大幅に後退した格好であり、ドルの上値は重くなっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1243ドル前後と前日に比べ 0.0080ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)