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【通貨】外為サマリー:一時1ドル101円20銭台に急落、米ISM非製造業指数さえず利上げ観測後退

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=101円45銭前後と前日午後5時時点に比べ1円90銭前後の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=114円06銭前後と同1円20銭強のユーロ安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場で発表された米8月ISM非製造業景況感指数は51.4と市場予想(54.9)を下回った。これを受け、米9月利上げ観測が後退。同指数の発表直後からドル売りが膨らみ103円前半の水準から一時101円90銭台まで急落した。

 この日の東京市場に移ってからも、朝方は102円00銭前後で推移していたが、午前8時30分以降、ドル売りが膨らみ101円24銭まで値を下げた。先月下旬の米ジャクソンホール後の米利上げ期待が大幅に後退した格好であり、ドルの上値は重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1243ドル前後と前日に比べ 0.0080ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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