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【材料】泉州電業---第3四半期営業利益20.2%増、民間設備投資需要底堅く進捗率は80.7%

泉州電 <日足> 「株探」多機能チャートより

泉州電業<9824>が2日に発表した2016年10月期第3四半期(15年11月-16年7月)決算は、売上高が前年同期比11.6%減の508.53億円、営業利益が同20.2%増の20.67億円、経常利益が同8.1%増の21.99億円、四半期純利益が同19.4%増の13.03億円だった。銅価格の下落による販売価格の低下により減収となったが、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓や既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。その結果、民間設備投資向け電線の需要が底堅く推移し、2ケタの営業増益となっている。

16年10月通期については、売上高が前期比3.2%減の737.00億円、営業利益が同9.1%増の25.60億円、経常利益が同5.1%増の28.80億円、当期純利益が同19.7%増の18.80億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は80.7%となる。

《TN》

 提供:フィスコ

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