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【市況】7日の株式相場見通し=円急反発を嫌気して売り先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京株式市場は、外国為替市場で円高・ドル安が急速に進行したことで売り優勢のスタートとなりそうだ。寄り付きは売り優勢ではじまり、その後日経平均株価は1万7000円を挟んでの攻防となりそうだ。7日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=101円40銭台と前日に比べて大幅に円高・ドル安が進行している。

 6日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比46.16ドル高の1万8538.12ドルと3日続伸した。8月のISM非製造業景況感指数が51.4と市場予想を大幅に下回ったことで売りが先行したものの、米原油先物価格上昇好感し石油株などエネルギー関連銘柄を中心に買いが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比26.009ポイント高の5275.908と続伸した。

 日程面では、7月の景気動向指数、8月末の外貨準備高に注目。海外では、日ASEAN首脳会議、ASEANプラス3首脳会議、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、北米最大の携帯見本市「CTIA」(~9日)、リオデジャネイロ・パラリンピック開幕(~18日)が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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