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【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、原油安逆風も為替の円安水準が下支え

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 1日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前日比2円安の1万6885円と小幅反落で始まった。

 前日の米国株市場ではNYダウが原油市況の急落などを背景に軟調な展開となったが、外国為替市場で1ドル=103円台前半と円安水準で推移しており、東京市場ではこれが主力株中心に追い風要因となっている。8月のADP全米雇用リポートが雇用の順調な伸びを示したことから、米利上げ思惑が強まり、ドル買いの動きに反映されている。ただ、東京市場では市場参加者不足が一つの課題となっており、名実ともに9月相場入りとなるなか、8月の閑散相場から脱却できるかがカギを握る。
 
 寄り付き時点で業種別では33業種中、18業種前後が高く、値上がり上位に石油、紙パルプ、食料品、銀行、空運など。値下がりでは鉱業、保険、非鉄、ガラス土石、海運など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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