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【市況】個別銘柄戦略:全般様子見で短期資金は中小型株や材料株に


外部環境に大きな変化はみられず、ジャクソンホールでのFRB議長講演を控えて、動意薄の展開が続くと見られる。昨日は日銀のETF買い入れがあったものの、市場への影響は限られており、やや買い意欲の低下につながっていくことにもなろう。米国市場では素材株などが買われた一方、ヘルスケアなどディフェンシブが軟調推移。東京市場の物色の方向性もこうした流れが踏襲される見通しだ。一部で自動車大手の一角に格下げの動きがみられ、自動車関連などの上値も重そうだ。原油市況が上昇する一方、非鉄市況は軟化しており、資源関連株への期待も限定的だろう。パナソニックなどが8Kテレビを共同開発と伝わっていることで、関連の中小型株や材料株などには短期資金の矛先が向かう可能性。

《KS》

 提供:フィスコ

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